国際会長テーマ

WE SERVE.

国際会長:ナレシュ・アガワル


未来は今ここに

グローバル人道奉仕の第2の世紀に突入しようとする今、変容を続ける世界のニーズに合わせて私達自身が進化しなければなりません。ライオンとして、なんともやり甲斐を感じる時です。

私たちが掲げる新たな戦略、「LCIフォーワード」は、ライオンズが未来に向けてビジョンを描き、実行し、現実のものとするため、そして増え続ける世界のニーズに対応するための、道しるべとして考案されたものです。この新たな戦略プランは、私たちの奉仕の枠組みをより良いものとし、世間一般のライオンズのイメージアップを図り、クラブや地区そして組織全体の運営体制を向上し、さらに今いるメンバーの会員体験をより充実させつつ新たなマーケットを開拓することを目指します。

ライオンズ・モバイルアプリのような新たな手法(プロダクト)により、会員たちは、奉仕のアイデア・写真・動画・情報の交換など、これまでにないような形で、どこにいても互いにつながることができるようになります。

われわれは世界中に、世界の問題がいかに大きいものであるか、しかし全員が力を合わせればそれらがいかに解決しやすくなるかについて、知らせなければなりません。

グローバル人道奉仕の第2の世紀を迎えるこのようなおめでたい時に国際会長を務めさせていただくことを、大変誇りに、また光栄に思います。

1917年6月7日、シカゴのラサール・ホテルで経営者メルビン・ジョーンズが大胆な構想を発表しました。それは、滅私奉公の基本原則に基づく組織を作るというものでした。多くの人は半信半疑でした。そんなことはできないと考えたのです。しかし、今日、それは現実となっています。今日、140万人が、他人に尽くした彼の足跡をたどっているのです。

人生で、夢を叶えることほど大きな喜びはありません。奇跡を起こすことも同様です。どうか、一番手の届かない夢を選び、それを叶えることに生涯を費やしてください。人生のあらゆる瞬間に生きがいを感じられるような夢を選んでください。皆さんの国際会長になれたことは、私にとってはまさに夢の実現でした。しかし、それは夢のほんの一部です。残りは、ライオンズのメンバー全員と共有する夢です。それは、世界中の子どもたちが、自分を大事にしてくれる幸せな家庭で育ち、立派な大人になるためのあらゆる機会を与えられることです。ガンジーのように、この夢に自らを投げ打とうではありませんか。それこそが、自らに出会える場所なのですから。

新しい奉仕フレームワークと、新たな奉仕分野としての「糖尿病」の追加、奉仕プログラムの見直し、新たなマーケティング技術の取り組み、意欲的なLCIフォーワード世界戦略、そして新たな100年を目前に控えた今、未来は私たちのものであり、未来は今ここにあります。

私は常々、この世を去る時には、この世に来たときよりも世界がより良い場所に、後の代にとってより住みよい場所になっていなくてはならないと考えてきました。この信念は、クラブ会長になった時も、地区ガバナーになった時も、国際理事、国際副会長になった時にも私の指針となりました。そして国際会長となった今、皆さんのお力添えをいただきながら、引き続きこれが私の指針となるでしょう。力を合わせて、奉仕の伝統をさらに拡大していくのです。

今こそ、行動の時です。私たちなら人々の力になれます。いえ、なるのです。皆さんお一人おひとりが、いつまでも続く影響を与えることができます。私と手に手を取り、次世紀に向け「年間2億人への奉仕」を目指しましょう。

会員が増える = 奉仕が増える

最初の100年間で、ライオンズは現在の140万人という規模に成長しました。シカゴのたった一つのクラブを、200以上の国や地域、47,000クラブへと広げるまで、熱心にその思いを伝え続けた多くの先達には敬服するばかりです。

140万人のライオンズにできること
もし私たち全員が奉仕事業のために月々もう10ドル寄付すれば、全体で年間1億7千万ドルの財源増となります。もし私たち全員が週に1時間多く奉仕をしたら、年間の奉仕時間がさらに7,300万時間増えます。

必要なのは意識改革
人々の暮らしを楽にするため、日々、テクノロジーや医療、経済など、さまざまな分野で革命が起こっています。それなのに、7億9,500万人(世界人口の11%)は飢餓にあえいでいます。

低所得国で飢えた人に1年間食糧を提供するため必要なのは、たったの160ドル。この金額(7億9,500万人×160ドル)は、世界の恵まれた人10億人が1日たった35セントを出せば集まります。これこそが、「パワー・オブ・ウィ(we)」、私たちが持つ力なのです。

人々が皆の幸せのために協力すれば、世界で最も困難な問題でさえも解決が可能です。

協会のモットー「ウィ・サーブ」が今年のフォーカス
「ウィ・サーブ」はパワフルな表現です。「We(われわれ)」という言葉は140万人の会員の総力を象徴するものであり、「Serve(奉仕する)」は、世界で最も切迫したニーズを満たすため、財源を1ドル残らず奉仕に変えていく、明白で断固たる私たちの行動を表しています。

団結の力
「パワー・オブ・ウィ」は、私の力があなたから、あなたの力が私から来ることを示す言葉です。

私一人で車を持ち上げることはできませんが、力を合わせればできます。1人の人が農村に教育をもたらすことはできませんが、志を同じくする人が集まれば、できます。メンバーの輪が広がれば、世界の問題は小さくなります。

私たち全員が一つになれば、不可能は可能になります。

「ウィ・サーブ」は私たちの大切な特徴、「絆」を表現する
ライオンズは互いにつながっており、またそれぞれの地域社会とつながっています。それぞれ個別のつながりが鎖のように集まり、切れない絆を形成しています。140万の強固な連結が作り出す鎖は、大きな善の力となります。